看護師が転職を考えた時、履歴書や職務経歴書を書かなければなりません。履歴書や職務経歴書は、これまでの看護経験を知ってもらうために必要な書類なので、どんなところで勤務してきたのかを詳しく記入することが大切です。ただし、今まで転職経験がなく、一つの職場で長く働いてきた人は、中身を充実させるためにはどうしたら良いのか迷うこともあるでしょう。そこで、そんな時には、働いていた期間に参加したことのある研修や、携わったことのある仕事内容を詳しく書き、そこから得たことを書くようにしてみてください。
一方、転職回数が多い人の中には、いろいろな診療科を経験している人もいるでしょう。そのような場合は、どの診療科が一番長くて、知識や技術を吸収できたのかを、採用担当者にアピールします。求人を出している病院というのは、即戦力となる人材を雇用したいと考えているはずです。そのため、転職時には自分の能力をアピールする方法を知り、雇用につなげられるようにしましょう。
それから、自分の働きたいシフトや譲れないことがある場合は、履歴書に記入しておきましょう。例えば、「子育て中なので残業は難しい」「祝日や土日はできるだけ休みを希望する」といったことです。面接は時間が限られているので、これらのことをその場で伝えようとしても、なかなか伝えられないこともあるかもしれません。ですから、譲れない条件については、あらかじめ履歴書に記入し、希望を伝えておくと面接時話をしやすくなります。